新士幌仮乗降場とは? わかりやすく解説

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新士幌仮乗降場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/15 01:44 UTC 版)

新士幌仮乗降場
しんしほろ
Shin-Shihoro
中士幌 (3.9 km)
(3.7 km) 士幌
所在地 北海道河東郡士幌町字中士幌
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 士幌線
キロ程 26.4 km(帯広起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1966年昭和41年)10月1日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月23日[1]
備考 士幌線廃線に伴い廃駅。
営業キロは設定されておらず、駅間等のキロ程は実キロ。
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1977年の新士幌仮乗降場と周囲約500m範囲。上が士幌方面。士幌側に十九号道の踏切と待合室がある。周囲は民家の疎らな畑作地帯。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

新士幌仮乗降場(しんしほろかりじょうこうじょう)は、かつて北海道河東郡士幌町字中士幌に存在した、日本国有鉄道(国鉄)士幌線仮乗降場(局設定)である。士幌線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月23日に廃止された。

歴史

地元通学生徒の利便性向上を目的に、地元住民を主体とした簡易乗降場設置期成会が発足し、運動を重ねた結果として1966年昭和41年)に新設された[2]

開設5年も経たない1970年(昭和45年)には、同年から行われた士幌線合理化の一環として廃止も検討されたが、地元住民による廃止反対期成会が発足し運動が行われたため[2]、結局1987年(昭和62年)の士幌線廃止まで存置された。

仮乗降場は全国版の時刻表には掲載されないものの、道内のみの時刻表には掲載されることが通例であったにもかかわらず、当仮乗降場は釧路鉄道管理局管内のいくつかの仮乗降場(根室本線稲士別白糠線共栄など)とともに、掲載がなされなかった。これに関連して、種村直樹『鈍行列車の旅』(日本交通公社・1984年改定4版)でも、「道内時刻表にもない駅」として乗降ルポが掲載されている。同書によれば、1979年8月時点では下り2本・上り1本のみ停車していたと記述されている。

年表

  • 1966年(昭和41年)10月1日:士幌線の仮乗降場として、中士幌駅 ‐ 士幌駅間に開業[1]
  • 1987年(昭和62年)3月23日:士幌線の全線廃止に伴い、廃止となる[1]

構造

構内西側(士幌方面に向かって左側)に、簡易型の短い1面1線の単式ホームを有した。

駅周辺

脚注

  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、888頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 町制二十年史編さん委員会 編『士幌のあゆみ : 町制施行二十年史』士幌町、1981年10月31日、210頁。doi:10.11501/9570558 

隣の駅

日本国有鉄道
士幌線
中士幌駅 - 新士幌仮乗降場 - 士幌駅




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