文字の成り立ちと意味の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 20:15 UTC 版)
妾という漢字は会意文字であり、本来「女」の上部は「立」ではなく、「辛」であった。辛は刑罰のための入れ墨を彫る針のことで、それが、罪人、奴隷、神への生贄など、体に入れ墨を入れられた女や、罪によって下婢となった女を指すようになった。読みは「ショウ」である。 そして時代が下り、身の回りの世話をする「召使い」の女性の意味へと変化し、「めかけ」の当て字となった。
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