教義史とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 教義史の意味・解説 

教義史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/31 00:27 UTC 版)

教義史(きょうぎし、ドイツ語:Dogmengeschichte)とは、キリスト教の教義教理の批判的研究である。教理史とも訳されている。[1]

歴史

批評的教義史は自由主義神学(リベラリズム)によって確立された[2]ヨハン・フリードリヒ・ヴィルヘルム・イェルーザレムがその創始者である[2]

イェルーザレムは両性説(まことの神、まことの人)や三位一体の教理・教義は聖書に無いとする[2]アドルフ・フォン・ハルナックは、キリスト論受肉の教理・教義をヘレニズム由来としている[2]

G.S.シュタインバートは、代償的贖罪の教理、原罪についてのアウグスティヌスの教理、贖い、キリストの義の転嫁の教理が「恣意的仮説」であるとしている[2]

脚注

  1. ^ ルイス・ベルコフ「キリスト教教理史」日本基督教団出版局1989年
  2. ^ a b c d e アリスター・マクグラス『キリスト教神学入門』教文館

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「教義史」の関連用語

教義史のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



教義史のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの教義史 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS