支援委員会をめぐる背任
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:49 UTC 版)
「佐藤優 (作家)」の記事における「支援委員会をめぐる背任」の解説
2000年1月、テルアビブ大学教授ガブリエル・ゴロデツキー夫妻を、イスラエルから日本に招待した際 同年4月、テルアビブ大学主催国際学会「東と西の間のロシア」に、7名の民間の学者と外務省から6人のメンバーを派遣した際 この2回の費用を、外務省の支援委員会から違法に引き出して支払った疑いである。この疑いに対し佐藤は、支援委員会から支払をすることは、通常手続きである外務事務次官決裁を受けており正当なものだった、と主張している。また、佐藤の上司だった外務省欧亜局長東郷和彦は、「外務省が組織として実行しており、佐藤被告が罪に問われることはあり得ない」と証言している。 そして東郷は、佐藤が逮捕された時は海外にいたが、事務次官野上義二と電話で「こんなことが犯罪になるはずがない。何も問題はない」と話し、しかも、野上はこのことを記者会見で述べるとまで語ったと、佐藤の著書には書かれている。
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