控除される医療費の金額
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 19:40 UTC 版)
「医療費控除」の記事における「控除される医療費の金額」の解説
医療費控除の金額は次の算式で計算される。但し、200万円を上限とする(所得税法第73条)。 控除額 = 1 - 2 - 3 実際に支払った医療費の年間合計額(注) 自由診療の治療費用に含まれる消費税も控除対象になる。 保険金などで補てんされる金額(注) 生命保険・医療保険等で支給される入院費給付金や健康保険等で支給される高額療養費・家族療養費・高額介護サービス費・出産育児一時金、補填目的の損害賠償金など。なお、給付の目的となった医療費が限度となるため、その医療費を超える部分については入れる必要はない。 死亡・重度障害保険金、所得補償保険の保険金、健康保険の傷病手当金・出産手当金、個人的な見舞金、損害賠償金のうち慰謝料・休業補償・逸失利益などは、医療費の補填を目的としないため含まれない。 10万円(注) 総所得金額等が200万円未満の納税者は、総所得金額等の5%とする。
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