探知距離との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/19 04:17 UTC 版)
「レーダー反射断面積」の記事における「探知距離との関係」の解説
次にレーダー方程式を示す。 :レーダーの受信電力 :レーダーの尖頭電力 :アンテナ利得 :波長 :目標とレーダーとの距離 レーダーの最低受信電力が判れば、RCSがσである目標からの最大探知距離 Rmax は次の式で計算できる。 上記の式より、探知距離はRCSの4乗根に比例する。例えば、F-117攻撃機のRCSは上記の通り0.025 m²、これに対してB-52戦略爆撃機のRCSは100 m²とされているが、この場合、(100/0.025)1/4 = 8倍のレーダー探知距離の差が生じる。また、探知される距離を2分の1にしたいのなら、RCSはその4乗の16分の1にする必要がある。
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