排出ガス規制
大気汚染防止法に基づき、保安基準などで、クルマの排出ガスに含まれる有害物質の量の許容限度(排出ガス基準)や測定方法などを規定している制度をいう。モータリゼーションの進展に伴う排出ガスによる広域的な大気汚染を防止するため、有害物質のひとつである一酸化炭素についての簡易な規制が1968年に初めて実施され、その後、対象物質が炭化水素、窒素酸化物、粒子状物質などにも拡充および排出ガス基準も段階的に強化され、測定方法も変更されてきている。なお、大気汚染問題は、地球規模で拡散してきており、現在では世界のほとんどの国が排出ガス規制を実施し、また、多くの国がガソリン車から放出される燃料蒸発ガス(エバポ)量も規制している。
同義語 排気ガス規制参照 エバポ排出ガス基準、排出ガス基準
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