指嗾

デジタル大辞泉

し‐そう【指^×嗾／使^×嗾】

読み方：しそう

［名］(スル)人に指図して、悪事などを行うように仕向けること。指図してそそのかすこと。

「その子供を—して親爺(おやじ)の金を持ち出させた親ざるは」〈寅彦・さるかに合戦と桃太郎〉

[補説] 「しぞく」と読むのは誤り。

し‐ぞく【指^×嗾／使^×嗾】

読み方：しぞく

「指嗾(しそう)」の誤読。

難読語辞典

指嗾

読み方：シソウ（ｓｈｉｓｏｕ）

指図してそそのかすこと

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

指嗾

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 01:28 UTC 版)

名詞

指 嗾（しそう 誤読:しそく　『使嗾』は本来誤りであるが同じものとして定着している）

1. 指図して他人に何かをさせること、そそのかすこと、けしかけること。
   • 此事件の際に、東太后や恭親王が、丁寶楨を指嗾して、強硬手段を執らしめたといふので、西太后と東太后との間柄が圓滑を缺き、また西太后と恭親王との間柄が、一層不和となつたと傳へられて居る。（桑原隲藏 『支那の宦官』）

類義語

• 教唆