持込、誕生までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:14 UTC 版)
「サクラローレル」の記事における「持込、誕生までの経緯」の解説
ローラローラは、フランスで生産された父サンシリアンの牝馬である。主に日本で馬主をしている全演植が自身の所有馬で凱旋門賞を優勝することを目指し、フランスで競走馬を20頭ほどをまとめて購入。その際「おまけのように」(井口民樹)付いてきたのがローラローラであった。全の所有の下、フランスで競走馬としてデビューし、1988年のセーヌ賞(準重賞)では3着となるなど6戦1勝。引退後は繁殖牝馬となり、まずファビュラスダンサーと交配し、1990年に初仔を生産。続く2年目の交配では、全が「凱旋門賞(優勝)馬の仔で凱旋門賞を取りたい」と考え、相手に1985年優勝馬のレインボウクエストを選択。受胎が確認された後に日本に輸入された。それまで、サクラチヨノオーやサクラチトセオーなど全の活躍馬を多く生産してきた北海道静内町の谷岡牧場に繋養された。1991年5月8日、谷岡牧場にて、2番仔となる牡馬(後のサクラローレル)が誕生する。この2番仔は、持込馬に分類された。
※この「持込、誕生までの経緯」の解説は、「サクラローレル」の解説の一部です。
「持込、誕生までの経緯」を含む「サクラローレル」の記事については、「サクラローレル」の概要を参照ください。
- 持込、誕生までの経緯のページへのリンク