打消完了「-だった」「-んじゃった」「-んかった」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 07:21 UTC 版)
「山口弁」の記事における「打消完了「-だった」「-んじゃった」「-んかった」」の解説
打ち消し完了の助動詞(共通語「-なかった」)は、「-だった」「-んじゃった」「-んかった」となる。いずれも動詞の未然形に接続する。山口方言で特徴的なのが「-だった」で、元々は古語の打消助動詞「-ず」の連用形「-ざり」と口語の過去助動詞「-った」が融合した「-ざった」の形をとっていたが、ザ行→ダ行の子音交替により「-だった」(または「-じゃった」)となった。
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