憲法と統治体制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 07:06 UTC 版)
「カルロス・アントニオ・ロペス」の記事における「憲法と統治体制」の解説
ロペスは大統領に就任すると、まず1844年にパラグアイ初の憲法を発布し、法治体制を整えた。三権分立はこれで確立したものの、この憲法は大統領に10年の任期と強大な権限を与えるもので、事実上ロペスに独裁権力を付与するものだった 。以後ロペスは絶大な権力をもち、1854年に3年の任期で再選され、1857年には10年の任期で再選されるとともに息子のフランシスコ・ソラーノ・ロペスを後継者に指名して、1862年に死去するまで大統領の座にとどまった。
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