想定系図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/20 22:35 UTC 版)
凡例 太線は実子、細線は養子 ┣━━━━━━━━┓ ┃ 親栄 栄貴 時貫 ┃ ┃ ┃ 親佐(貞綱) 栄続(元綱) 親用 ┠─────────┐ ┃ ┃ 親成 元綱 高信 親成 ┝━━┓ ┃ 高信 親信 高信 │ 親信 久綱の問題点は高信と高綱が同一人物であるという確実な証拠が無いことにある。薩摩に残る土持家の家譜によると、どうやら混乱の原因は先代の親成の代に始まっている様で、親成がどこか一族より先々代土持親佐の養子になったかのような記述を見ることが出来る(親貫-親兼-時貫-親用-親成-親信という流れ)。ただ、親佐の別名が親用である可能性があるが、親佐の別名としては貞綱という記載は残されているが親用との記述は特にない。逆に親栄(親佐の父)は、そのまた先代の常綱の実子であるのかいまいち判然としない。 対して、久綱(高綱)は少なくとも元綱の子であり、元綱は別名を栄続と言ったのは間違いないようだ。また、この元綱は先の家系図によると、親成の父・親佐の養子であり同時に親佐の父・親栄の弟・栄貴の子(つまり親成の従兄弟)であるという。少なくとも本家の出であることは疑いようがない。 また、家系図が複数存在するため、親成の子として記述がある親信と久綱とを同じに見る向きもあるが、親信の項を参照して貰いたいが、これは年齢の問題で否定されるべきである。
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