恵庭市の矛盾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 13:40 UTC 版)
「恵み野駅西口周辺開発事業」の記事における「恵庭市の矛盾」の解説
JR北海道の主力列車である快速エアポートは以前、恵庭市内の全駅(島松駅、恵み野駅、恵庭駅、サッポロビール庭園駅)を通過していた。2002年3月、快速エアポートの停車駅に恵庭駅が追加されたが、停車駅を「恵庭駅」と決定したのは市である。 決定当時、乗降人員が最多であったのは恵み野駅。それでも恵庭駅が新たな停車駅として選ばれたのは、恵庭駅が街の顔であることと老朽化した周辺地域の再整備を考えて、というのが市側の説明である。恵庭駅東側の黄金(こがね)地区の住宅地造成や駅周辺地域の再整備計画(黄金地区土地区画整理事業)は進展しているものの、この再整備計画よりも規模が大きい恵み野駅西口開発を市が積極的支援するのならば、新たな停車駅に恵庭駅を追加させたことに対しても市民は疑念を抱いてしまう。これによって市がこの地域の再整備を実質「失敗」だったと認めてしまう形になっている。
※この「恵庭市の矛盾」の解説は、「恵み野駅西口周辺開発事業」の解説の一部です。
「恵庭市の矛盾」を含む「恵み野駅西口周辺開発事業」の記事については、「恵み野駅西口周辺開発事業」の概要を参照ください。
- 恵庭市の矛盾のページへのリンク