性状・物性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 04:43 UTC 版)
純品は無色の針状結晶。工業的には含量68%以上、または70%以上の黄色い粘稠液として製造され、農薬としては30%から50%の水溶液で流通することが多かったが、3%粒剤も製造されていた。水、アルコール、アセトン等に可溶。ベンゼンやキシレンへの溶解度は低く、ジクロロメタン、エーテル、ガソリンへの溶解度はさらに低い。加水分解で生じるメタンチオールによる独特の臭いがある。目に刺激性がある。 なお、農薬として使用されているアセフェート(O,S-ジメチル-N-アセチルホスホルアミドチオエート、CAS登録番号 [30560-19-1])の加水分解によってメタミドホスが生じる。
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