思想、言葉など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 08:32 UTC 版)
野宿を「消極的野宿」と「積極的野宿」に分類している。消極的野宿は、お金がない、終電を逃したなど、仕方なくおこなう野宿。安心感がない一方で、必死に寝場所を探し、朝を迎える嬉しさがある。積極的野宿は、旅先での野宿など、計画的におこなう野宿。日ごろから野宿スキルを高めておけば、いざというときに「なんとかなる」感覚を得られる。どこにでも寝られると思えば、夜は家や宿に帰って眠るものという、当たり前から開放される。世間体/お金/しがらみ/土地の所有概念からも自由になれる。 野宿においては、「掛け布団=寝袋」と「敷き布団=マット/新聞紙/ダンボール」が大事。 公共の場で寝場所を探していると、予想外のことがたくさん起きるので、すべて楽しむ心持ちでないとやっていけず、何でも面白がれるようになる。 野宿をしていると、地べたという低い目線、いちばん弱い立場から見知らぬ人との関わりが生まれる。野宿を通じて、ダメな自分を意識し、他人のダメさも受け入れて、愛せるようになる。
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