思いおこすバビロン(I Remember Babylon)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 00:16 UTC 版)
「10の世界の物語」の記事における「思いおこすバビロン(I Remember Babylon)」の解説
フィクションではなく、クラークの体験談を述べたもの。コロンボのソ連大使館でのパーティに招待されたとき、クラークに話しかけてくる男がいた。その男はテレビ関係の仕事をしているらしく、後日ホテルで会いたいという。ホテルで男は、ニューオーリンズの真南の赤道上にテレビ送信機を打ち上げるという計画を話した。それはどの国の領土も侵さないので、政治的にも問題がなく、アメリカ全土に放送できる唯一の放送局だ。その放送では宗教的、性的なものでも、だれにも検閲されないと言うのである。男はクラークの本から、このアイデアを得たとも言った。
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