後天性QT延長症候群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/01 05:00 UTC 版)
「QT延長症候群」の記事における「後天性QT延長症候群」の解説
電解質異常、薬剤性(副作用)が原因となる。 薬剤性の例として、抗ヒスタミン薬とマクロライドの併用、キノロン系、抗精神病薬など。 2008年から開始された、薬物誘発性QT延長の非臨床試験データベースにより、幅広く情報が集められた。 QT延長を来す可能性がある薬物に関しては、CredibleMedsのウェブサイトで検索できる。薬物への反応には個人差があり、後天性QT延長症候群の症例においても KCNQ1, KCNH2, SCN5A などの遺伝子変異が続々と報告されている。ここに挙げた遺伝子変異は、いずれも先天性QT延長症候群の原因遺伝子として知られている。
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