影法師 (百田尚樹)
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影法師 | ||
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著者 | 百田尚樹 | |
発行日 | 2010年5月21日(単行本) 2012年6月15日(文庫本) |
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発行元 | 講談社(単行本) 講談社文庫(文庫本) |
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国 | ![]() |
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言語 | 日本語 | |
形態 | 単行本・文庫本 | |
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『影法師』(かげぼうし)は、百田尚樹による日本の時代小説。著者初の時代小説である。
ストーリー
時は江戸時代の茅島藩(架空な藩)の下士の家に生まれ、幼い日に目の前で父親を切り捨てられた勘一(後の名倉彰蔵)と 中士の家の次男に生まれ、剣も才も人並み外れて優れた磯貝彦四郎。2人は親友となった。しかし、後に、彦四郎の不遇の死を知った彰蔵は、その死の真相を追う。
登場人物
戸田勘一(名倉彰蔵)
- 主人公。茅島藩の筆頭国家老。
磯貝彦四郎
- 勘一の竹馬の友。文武両道で将来を期待されていた。
みね
- 磯貝家の下女。彦四郎の勧めで勘一の妻になる。
富樫九郎右衛門
- 彰蔵に仕える若党。彰蔵の命を受けて、彦四郎の足取りを追う。新陰流の免許を持っている。
戸田千兵衛
- 勘一の父。足が不自由。子どもたちを守るために非業の死を遂げる。
戸田千江
- 勘一の妹。
恵海
- 正臨寺の住職。足軽の家出身であり、勘一の剣の第二の師。いつも勘一のことを見守った。
堀越市右衛門
- 勘一、彦四郎らが通った堀越道場の主。
五郎次
- 竹籤細工職人。虫籠を作っている。 勘一に虫籠の作り方を教えた。 百姓の出で生まれつき足が不自由。
明石兵部
- 勘一が通った明石塾の塾長。
丸尾双兵衛
- 勘一の父・千兵衛の幼馴染。 千兵衛の死後、戸田家を支援し続けたが若くして病死する。
中村信左(庄左衛門)
- 中士で勘一の友の一人。 後に、勘定方書役として大坂勤めに。
葛原(堀越)虎之丞
- 勘一の友の一人。 中士の家の生まれだか嫡男ではなく家督を継げぬ運命だったが、堀越市右衛門の養子となり、その跡を継いだ。
滝本主税
- 藩主家の流れを汲む茅島藩の名門出身で家老。
島貫玄庵
- 元奥宮藩士で滝本主税に仕えていた。
関連項目
- 影法師 (曖昧さ回避)
- 北国街道[要曖昧さ回避]
「影法師 (百田尚樹)」の例文・使い方・用例・文例
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