弟・日善には別の出生説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 15:36 UTC 版)
「日進 (身延3世)」の記事における「弟・日善には別の出生説」の解説
安部氏の末裔で日進の弟とされる身延山久遠寺4世の日善だが、その出生については相模国小田原(神奈川県小田原市)北条義澄の嫡孫・浜名次郎光成の長男とする説もある。日善は大法阿闍梨と号し、小田原の蓮昌寺3世、安中山大法寺を開山、碑文谷の法華寺2世を経て、身延4世となったとされる。また生年についても不明だが、堀之内妙法寺蔵の「金綱集」の奥書には、身延山久遠寺3世日進から4世日善へと受け継がれたのは建武3年(1336年)とあり、「本化別頭仏祖統記」では貞和2年(1346年)に76歳で没したという。また「歴代譜」「年譜異」「章疏目録」「身延鑑」などには元弘2年または正慶元年(1332年)9月22日に70歳で没したとされる。
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