廃止された接頭語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 15:53 UTC 版)
SI導入以前のメートル法では使用されていたが、SIには採用されなかった接頭語もある。それはミリア(myria, 記号:ma,my)で104(1万倍)を意味する。この接頭語は1795年にフランスで採用されたものであったが、1960年の第11回国際度量衡総会(CGPM)では国際的な承認を得られなかった。それは、4が3の倍数ではないためと、あまり使われていなかったためである。なお、10−4(1万分の1)を意味するミリオ(myrio, 記号:mo)という接頭語があったという説もあるが、これはむしろミリアの同義語として使用されていた。 また、SIでは二重接頭語も廃止されている。かつては「マイクロマイクロファラド」「ヘクトキロメートル」「マイクロミリメートル」のような二重接頭語の単位も公式に使用されていた。
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