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平野隆文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 03:04 UTC 版)

平野 隆文(ひらの たかふみ、1961年 - 2015年2月3日[1])は、日本のフランス文学者

兵庫県出身。本姓・鈴木。大阪府立北野高等学校卒業[2]。1989年東京大学文学部仏文科卒。1996年同大学院博士課程満期退学。1993-1994年東京大学文学部助手。パリ第10大学DEA、1996年青山学院大学文学部仏文科専任講師、1999年助教授、2006年教授、2008年立教大学文学部教授[3]

1999年「ジャン・ボダンヨーハン・ヴァイヤー 悪魔学の医学的・法学的・司法的「テクスト戦略」を巡って」で東京大学より博士(文学)の学位を取得[4]ルネッサンス期の悪魔学を専門とした。

2015年2月3日、食道癌のため死去[5]

著書

  • 『魔女の法廷 ルネサンス・デモノロジーへの誘い』岩波書店 2004年

翻訳

  • ジョルジュ・ミノワ『未来の歴史 古代の預言から未来研究まで』菅野賢治共訳 筑摩書房 2000年
  • アラン・カバントゥ『冒涜の歴史 言葉のタブーに見る近代ヨーロッパ』白水社 2001年
  • ロベール・ミュッシャンブレ『悪魔の歴史 12~20世紀 西欧文明に見る闇の力学』大修館書店 2003年
  • ジョルジュ・ミノワ『悪魔の文化史』白水社 文庫クセジュ 2004年
  • マイケル・A.スクリーチ『ラブレー笑いと叡智のルネサンス』白水社 2009年
  • ミシェル・パストゥロー『熊の歴史 〈百獣の王〉にみる西洋精神史』筑摩書房 2014年
  • 『フランス・ルネサンス文学集1 学問と信仰と』、宮下志朗伊藤進と共編訳
    江口修、小島久和、菅波和子、高橋薫二宮敬
    • 『2 笑いと涙と』、『3 旅と日常と』白水社、2015年-2017年(全3巻)

脚注

  1. ^ 平野隆文氏:訃報
  2. ^ 『週刊朝日』1983年4月1日「東大合格者出身校別一覧」
  3. ^ 立教大学研究者総覧
  4. ^ 博士論文書誌データベース
  5. ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.496



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