平田寺 (牧之原市)とは? わかりやすく解説

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平田寺 (牧之原市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 03:26 UTC 版)

平田寺
所在地 静岡県牧之原市大江459
位置 北緯34度41分39秒 東経138度12分9秒 / 北緯34.69417度 東経138.20250度 / 34.69417; 138.20250座標: 北緯34度41分39秒 東経138度12分9秒 / 北緯34.69417度 東経138.20250度 / 34.69417; 138.20250
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来
創建年 弘安6年(1283年
開山 龍峯宏雲
文化財 聖武天皇勅書(国宝)、平田寺宝塔、平田寺文書(以上、静岡県指定有形文化財)、平田寺本堂(牧之原市指定文化財)
法人番号 9080005004971
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平田寺(へいでんじ)は、静岡県牧之原市にある臨済宗妙心寺派寺院。号は吸江山。本尊は釈迦如来。

歴史

1283年弘安6年)、龍峯宏雲(上杉頼重の子、足利尊氏の叔父)によって開山された。龍峯宏雲禅師は仏光国師無学祖元の孫弟子。 戦国時代末期に本堂は焼失したが、1786年天明6年)に田沼意次によって再建された。意次が当地の相良藩藩主であったことによる[1][2]

当寺には「聖武天皇勅書」が所蔵されている。国宝に指定されており、聖武天皇の直筆の他に橘諸兄左大臣)と藤原豊成右大臣)の副署もある。そのような勅書が何故当寺にあるのかは不明である。ただ1818年文政元年)時点で既に当寺の所蔵となっている[2]

文化財

聖武天皇勅書
  • 聖武天皇勅書(天平感宝元年閏五月廿日)(国宝 昭和27年3月29日指定)[3]
  • 平田寺宝塔(静岡県指定有形文化財 昭和45年6月2日指定)[4]
  • 平田寺文書(静岡県指定有形文化財 昭和55年3月21日指定)[5]
  • 平田寺本堂(牧之原市指定文化財)[6]

交通アクセス

  • 大沢ICより車4分。

脚注

  1. ^ 平田寺まきのはら産業・地域活性化センター「牧之原市観光案内」
  2. ^ a b 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年、218-219p
  3. ^ 聖武天皇勅書(天平感宝元年閏五月廿日)文化庁
  4. ^ 平田寺宝塔静岡県
  5. ^ 平田寺文書静岡県
  6. ^ 市指定の文化財牧之原市

参考文献

  • 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年



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