師管に転換して廃止 (1888)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 14:43 UTC 版)
「軍管」の記事における「師管に転換して廃止 (1888)」の解説
1888年(明治21年)に、鎮台は廃止になり、かわって常設の師団が設けられた。新たに陸軍管区表を制定し、従来の軍管を師管、師管を旅管に改称した。区割りもほぼ前のものを継承し、第1から第7の軍管は、第1から第7の師管に変わった。法令はそろって一新し、名称も多く変更になったが、徴兵のための管区、師団の出征と留守といった原則は、3年前の改正を引き継ぐものであった。 軍管から師管への変遷年 地区名 置かれる軍隊 平時の司令官 出征部隊の司令官 留守部隊の司令官 1871 - 1873 規定なし 鎮台 師 規定なし 規定なし 1873 - 1879 軍管 鎮台 鎮台司令官軍管司令官 規定なし 規定なし 1879 - 1885 軍管 鎮台 鎮台司令官軍管司令官 旅団長 規定なし 1885 - 1888 軍管 鎮台 鎮台司令官軍管司令官 師団長 別に鎮台司令官を任命 1888 - 1945 師管 師団 師団長 師団長 留守師団長 1945 師管区 師管区部隊 師管区司令官 出征しない 師管区司令官
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