市名決定の経緯と由来
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2004年(平成16年)1月28日、志摩地域合併協議会(当時)は合併後の市名を「志摩市」とすることを全会一致で決定した。これは先に行われた市名公募において次点の6倍あまりの最多得票を得た名称でもあった。 由来としては「志摩郡」の志摩であり、伝統・文化を継承する必要があることや「伊勢志摩国立公園」などの名称で全国的な知名度があることなどが挙げられる。 市名候補として合併協議会で検討されたものには、英虞市(あごし、英虞湾に由来)・伊勢志摩市(いせしまし)・しま市・志摩市・美志摩市(みしまし)があった。 なお、今回の合併に先立つ昭和の大合併において、志摩半島南端の地域が新町名を「志摩町」にするかどうかで紛糾。後に阿児町となる地域も「志摩町」を採用しようとしたことから、先に志摩町を名乗るために合併を急いだ経緯がある(志摩町#町名決定の経緯の項参照)。半世紀後、結局は両地域とも同じ自治体となり、「志摩」を名乗ることとなった。
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