巻10
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 16:17 UTC 版)
「句読論」(統辞論)について書かれている。本巻にある「例言」(凡例)で「本書の主眼はもっぱら「句」(文/sentence)と読(節/clause)を論ずるにある。」と述べている。句(文/sentence)と読(節/clause)を構成する成分は「実字」と「虚字」であるので、まず巻2から巻9まででそれらを解説したのである。ただし、馬建忠自身も述べているように、句と読の境界線はあまり明確ではない。また「読」を単純に「節/clause」とすることについても検討の余地はあるとされる。
※この「巻10」の解説は、「馬氏文通」の解説の一部です。
「巻10」を含む「馬氏文通」の記事については、「馬氏文通」の概要を参照ください。
- 巻 10のページへのリンク