巨大生物伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 02:27 UTC 版)
20世紀初頭、湖の深部に巨大生物(UMA)が棲んでいるという噂が囁かれた。この生物は地元ではナウエリートという名前で知られ、その目撃報告はスコットランド・ネス湖のネッシー目撃談やアーサー・コナン・ドイルの『失われた世界』(ザ・ロスト・ワールド)刊行に先行している。地元先住民のマプチェ族も、近隣のラカル湖に現れた「エル・クエロ」(レザー、その滑らかな皮膚に由来する)と呼ぶ別の未知の生物について言及している。先住民は「歯」を持つカイギュウのようだと表現しており、プレシオサウルスのような生物としてナウエリートよりも報告が一貫している。1922年、ブエノスアイレス動物園の調査団が湖を訪れて、先史時代の生物の目撃報告の裏付けに挑んだが、未知の生物が存在するという仮説を支持する証拠は何ひとつ得られなかった。
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