岩石帯磁率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 15:22 UTC 版)
2015年7月、富山市埋蔵文化財センターは石の帯磁率を測定することで産地を同定する新手法を発表した。富山市埋蔵文化財センターの研究によると、金屋石の帯磁率計測を19件34石を行ったところ、全範囲計測値は10から85×10-5SIで、約90%が15から45×10-5SIに集中するという。このほか一部55から75×10-5SIに分布しており、多様性があることから産出場所によって石質が異なる金屋石の特徴に合致するとみられる。また、この帯磁率計測によって同じ緑色凝灰岩である笏谷石と区別ができるようになったことは画期的な発見である。
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