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岩田眞二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/18 05:34 UTC 版)

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岩田 眞二郎(いわた しんじろう、1948年6月6日 - )は、日本経営者ベネッセホールディングス取締役会長、日立工機取締役会長、日立物流取締役(社外取締役)、日立製作所アドバイザー。

人物

1948年兵庫県神戸市で生まれる[1]1972年3月に早稲田大学理工学部を卒業し、1972年4月に日立製作所に入社。1993年11月海外情報営業本部コンピューター営業部長。1997年6月に日立データシステムズ社エクゼクティブバイスプレジデント。2000年8月日立製作所国際事業本部副本部長。2001年9月にHitachi Data Systems Corporation CEOに就任。2007年10月にHitachi Global Storage Technologies, Inc. エグゼクティブバイスプレジデントに就任する。

2009年4月日立製作所執行役常務に就任(情報・通信グループ サービス・グローバル部門 CEO)。2011年4月 執行役専務 情報・通信システム社社長就任。2013年4月日立製作所代表執行役 執行役副社長 日立グループCIO就任。

2013年6月株式会社日立物流社外取締役。同年株式会社日立国際電気 社外取締役。2014年6月に株式会社ベネッセホールディングス 社外取締役就任。2014年10月に株式会社日立製作所 代表執行役 執行役副社長就任。2015年6月に日立工機株式会社 取締役会長。2016年4月に株式会社日立製作所 アドバイザー。日立オートモーティブシステムズ株式会社 取締役。

2016年6月株式会社ベネッセホールディングス 取締役会長。日立工機株式会社 取締役会長。株式会社日立物流 取締役[2][3]

日立製作所では、高コスト体質、社内リソースの重複、過度の自前主義を克服し、事業の整理を推進し、評価基準を各社の受注金額から連結会計に移行させ、ベンチマーク対象をグローバル競合企業に変更し、事業のグローバル化を進めた[4]。その実績を活かして、一般社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)では国際競争・成長戦略委員会委員長となり、グローバル化・競争力激化に対する総合的な国家戦略の策定等の研究を進めた[5]

ベネッセホールディングスのコーポレートガバナンス報告において、同氏は情報通信領域のグローバル企業における豊富な企業経営経験、知見を有していると書かれている[6]

「世界ICTサミット2013」では「情報活用で拓くイノベーション」のタイトルで講演した[7]

筑波大学客員教授を務め、大学院で「JAPICアドバンストディスカッションコースⅢ-テクノロジーとグローバルで開く未来」科目を担当している[8]

参考文献

  1. ^ 役員(執行役)人事について (PDF)”. 日立製作所. p. 3 (2013年2月4日). 2018年12月21日閲覧。
  2. ^ 岩田 眞二郎 略歴”. 株式会社JVCケンウッド. 2017年7月19日閲覧。
  3. ^ 新任代表執行役の略歴 (PDF)”. 日立製作所. 2017年7月19日閲覧。
  4. ^ ベンチマーク対象を海外企業に変えた日立”. ZDnet Japan (2012-12-20日). 2017年7月19日閲覧。
  5. ^ 国際競争・成長戦略委員会”. 一般社団法人日本プロジェクト産業協議会. 2017年7月19日閲覧。
  6. ^ コーポレートガバナンス 略歴”. ベネッセホールディングス (2017年7月6日). 2017年7月19日閲覧。
  7. ^ 情報活用で拓くイノベーション”. 日本経済新聞 (2013年7月14日). 2017年7月19日閲覧。
  8. ^ 大学院共通科目”. 筑波大学. 2017年7月19日閲覧。
先代:
加藤清
旧日立工機(現工機ホールディングス)会長
2015年 - 2017年
次代:
前原修身
先代:
原田泳幸
ベネッセホールディングス会長
2016年 -
次代:
(現職)



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