岩手県・田老
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 03:39 UTC 版)
1982年(昭和57年)までに海抜10m、総延長2433mの巨大な防潮堤が築かれた。1958年(昭和33年)に完成した1期工事の防潮堤は、1960年(昭和35年)5月23日に発生・来襲したチリ地震津波の被害を最小限に食い止める事に成功した。これにより、田老の巨大防潮堤は全世界に知れ渡った。 この巨大防潮堤は田老の防災の象徴となっていたが、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による大津波はこの防潮堤を越えて町内を襲い、全域が壊滅状態となった。
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