岡田閑林とは? わかりやすく解説

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岡田閑林

読み方おかだ かんりん

江戸後期画家江戸生。名は武功、字は子豊、閑は号。また一説に名は錬、字は石補、号は蔭。画を谷文晁学び花鳥能くした。嘉永2年(1849)歿、75才。

岡田閑林

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 04:12 UTC 版)

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岡田 閑林(おかだ かんりん、安永4年(1775年) - 嘉永2年11月7日1849年12月21日))は江戸時代後期の文人画家

名は錬(練)・武功、は石補・子豊。閑林・梯陰とした。

略伝

谷文晁の門人で渡辺崋山と交友。沈南蘋風の花鳥画を得意とした。目白台組屋敷に居住した。享年76。孫の岡田鶴川も画家になっている。

門弟

作品

作品名 技法 形状・員数 寸法(縦x横cm) 所有者 年代 落款 備考
玉堂富貴孔雀小禽図 絹本著色 1幅 摘水軒記念文化振興財団(千葉市美術館寄託
花鳥図押絵貼屏風 絹本著色 六曲一双 70.1x35.9(各) 板橋区立美術館
薔薇菊図 齋田記念館
玉堂富貴図 個人
渓流虎図 絹本著色 1幅 112.0x40.5 個人[1]

刊行物

  • 『閑林畫譜』1845年

脚注

  1. ^ 西宮市大谷記念美術館 枝松亜子 下村朝香編集 『とら・虎・トラ 甲子園の歴史と日本画におけるトラの表現』 公益財団法人 西宮市大谷記念美術館、2013年、p.36。

参考文献

  • 白井華陽『画乗要略』1831年
  • 朝岡興禎『増訂 古画備考』1850年
  • 古筆了仲『扶桑画人伝』1888年
  • 渥美国泰『写山楼谷文晁のすべて 今、晩期乱筆の文晁が面白い』里文出版、2001年、ISBN 4898061729
  • 佐々木英理子編「画家略伝」『谷文晁とその一門』 板橋区立美術館、2007年


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