山下晃正
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やました あきまさ 山下 晃正 | |
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生誕 | 1952年(71 - 72歳) |
山下 晃正(やました あきまさ、1952年 - )は、日本の地方公務員。京都府庁商工労働観光部長や、京都府企画理事等を経て、京都府副知事。
人物・経歴
1975年立命館大学理工学部電気工学科卒業、京都府入庁。1997年中小企業総合センター経営部経営課長。2000年商工部産業推進課長。2002年商工部産業活力支援室長。2006年商工部次長。2007年商工部長。2008年商工労働観光部長。2010年企画理事兼商工労働観光部長。2011年企画理事(緊急経済対策・未来戦略担当)[1]。2013年から太田昇の後任として副知事を務め[2][3]、政策企画部、商工労働観光部、農林水産部、建設交通部、京都府公安委員会を担当し[4]、民泊条例の策定などにあたった[5]。
山下晃正副知事のセクハラ発言事件
- 概要
山下晃正副知事は、京都府の副知事である。2022年11月、スペインへの出張中に、一般社団法人の代表である女性に対してセクハラ発言を行ったとされる。この事件について、府が設置した第三者委員会が調査を行い、一部の発言がセクハラに該当すると認定した。懲戒処分には至らず、「厳重注意が必要」との結論が示された。
- 経緯
2022年11月、山下晃正副知事は、スペインへの出張中に知り合った一般社団法人の代表を務める女性に対し、セクハラ発言を行ったとして女性が府に調査を求めた。第三者委員会による調査結果では、山下副知事は次のような発言を行ったとされる。
1. 「俺はセクハラの塊みたいなもん」と発言 2. 「また違う男を連れまわしているね」と発言
第三者委員会は、1の発言についてセクハラに該当しないとしつつ、適切でないと指摘した。一方で、2の発言については、セクハラに該当すると認定した。
- 対応
第三者委員会は、懲戒処分が必要な事案とまでは認定できず、「厳重注意が必要」と結論付けた。山下副知事は報道陣の取材に応じ、女性への謝罪の言葉を述べ、「研修を受けて反省した」と職務を継続する意思を示した。
脚注
- ^ 「第三部 パネリスト」JIF(Japan Inbound Federation)
- ^ 「「実証を通じて新たな地域の文化を創造する」(2ページ目) | ..」日経 xTECH 2015/02/02
- ^ 「京の人今日の人:副知事に就任、山下晃正さん /京都」毎日新聞 2013年03月06日
- ^ 「真庭市長選に太田氏出馬表明 前京都府副知事」山陽新聞 2013/3/4
- ^ 民泊条例案は3地域別に 京都府方針、優良施設は認定日本経済新聞2017年11月9日 23:00
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