尾田淑太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 04:51 UTC 版)
「百鬼夜行絵巻 (松井文庫)」の記事における「尾田淑太郎」の解説
『百鬼夜行絵巻』の巻頭と巻末には「尾田淑」と書かれた署名があり、これは尾田淑太郎の修名表記であることから尾田郷澄(おだ ごうちょう)の作であることがわかっている。郷澄は、江戸時代後期の肥後国八代郡の絵師。松井家の御用絵師・甲斐良郷(かい よしさと。1761-1829年)に学んだといい、肥後細川家の御用絵師の画系であった矢野派の流れを汲む。 制作についての経緯や内容についての由来などは伝来しておらず、古くから(制作当時から)保管されていたことのみが言い伝えられている。松井文庫には、これ以外にもう1本、尾田淑太郎による「百鬼夜行図」は存在するという。
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