尾林 与次右衛門(おばやし -)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 06:33 UTC 版)
「弓道士魂」の記事における「尾林 与次右衛門(おばやし -)」の解説
勘左衛門の命の恩人であり師匠。流派は日置流竹林派で長屋六左衛門とは同門であり、吉見台右衛門や苔口八右衛門を高弟に抱える紀州藩の弓道指南役である。父の仇として上級武士を殺した勘左衛門の腕を見込んで弟子に取った。当初は勘左衛門を馬で引き摺り回したり、首に張力の強い綱を結び勘左衛門が強い力で引き続けなければ首が絞まるような仕掛けでの特訓を3ヶ月間続けた。弓を与えてめきめきと上達する勘左衛門に対し、次の段階である課題を与えるが、それを良く思わない弟子達が訓練の妨害を始めたため、時折指導に向かうことを条件に、課題の続きを和佐盛右衛門に任せた。
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