小田島が控訴取り下げ・死刑確定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:12 UTC 版)
「マブチモーター社長宅殺人放火事件」の記事における「小田島が控訴取り下げ・死刑確定」の解説
小田島被告人については、2008年1月に東京高等裁判所で控訴審初公判開廷が予定されていたが、2007年11月1日付で小田島被告人自身が控訴を取り下げたため、死刑が確定した。 小田島はこの頃、弁護人との接見を拒否した上で、弁護人に対し「これ以上私のことで負担をかけるわけにはいかない」という手紙を送った。 弁護人は「取り下げは本人の誤解に基づくものだ」と主張し、2007年11月6日付で「控訴取り下げを無効として控訴審を開廷する」ことを東京高裁に申し立てた。 しかし東京高裁(中川武隆裁判長)は翌2007年11月7日付で、「本人は取り下げの意義を十分理解していた」として、本人による控訴取り下げを有効とする決定を出した。
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