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小沢治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 15:35 UTC 版)

小沢治

小沢 治(小澤、おざわ おさむ/はる[1]1885年明治18年)3月28日[2] - 1976年昭和51年)3月17日[3])は、大正から昭和時代の政治家大日本帝国陸軍軍人衆議院議員

経歴

茨城県信太郡木原村稲敷郡木原村を経て現美浦村)出身[2][4]。小沢金蔵の長男として生まれ、1934年(昭和9年)家督を相続する[4]1904年(明治37年)成城学校を卒業し[1]、のち東京専門学校に学ぶ[5]。陸軍に入り歩兵中尉に進んだ[1][5]

茨城県会議員となり、帝国在郷軍人会稲敷郡連合分会長、稲敷郡養蚕組合長、同農会長、同壮年団長を歴任した[1]。ほか、東邦産金会社専務取締役、松本電機計器監査役を務めた[5]

1942年(昭和17年)4月の第21回衆議院議員総選挙では茨城県第1区から翼賛政治体制協議会推薦で出馬し当選[1]。衆議院議員を1期務めた[1]。在任中は翼賛政治会政調文部委員に指名され[5]、派遣軍慰問のため南支那へ派遣された[1]。戦後、公職追放となった[6][注 1]

脚注

注釈

  1. ^ 公職追放の該当事項は「推薦議員」。

出典

  1. ^ a b c d e f g 衆議院、参議院 1962, 86頁.
  2. ^ a b 衆議院事務局 1942, 12頁.
  3. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』111頁。
  4. ^ a b 人事興信所 1943, オ22頁.
  5. ^ a b c d 議会新聞社 1943, 67頁.
  6. ^ 総理庁官房監査課 1949, 一般該当者名簿508頁.

参考文献




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