小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大局将棋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 09:31 UTC 版)
「角行」の記事における「小将棋・中将棋・大将棋・天竺大将棋・大局将棋」の解説
中将棋では角と略す。猛豹の成駒。成ると龍馬。猛豹の成駒としての角行は小角(ちょろかく)とも呼ばれる。 元の駒動き成駒動き角行(かくぎょう) \ ■ ■ ■ / \ / 角行 / \ / \ 斜めに何マスでも動ける。飛び越えては行けない。 龍馬(りゅうま、りゅうめ) \ ■ ■ ■ / \ ○ / ○ 龍馬 ○ / ○ \ / \ 斜めに何マスでも動け、縦横に1マス動ける。飛び越えては行けない。 本将棋では大駒と言われるほど強力な駒となっているのと異なり、中将棋や大将棋の時点で生駒の竜馬や角鷹、奔王、獅子などといった更に強力な駒が初期配置から存在するため、中将棋や大将棋では角行は相対的に本将棋ほど価値は高くない。ましてや大将棋に登場するより更に強力な駒がある天竺大将棋や大局将棋では言うまでもない。 中将棋では、生駒の角行は、序盤では盤の中央付近に歩み出た獅子の足となるのに便利な駒となる。 猛豹の成駒としての角行(小角)は、更に成ることもできないため、チェスのビショップと同様、何手かけても筋違いの場所に到達できず、盤の半分(厳密には大将棋の盤は奇数マスなので半分からはずれるが)のマス目にしか移動することができない。
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