小型鯨類の捕鯨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:05 UTC 版)
IWC管轄外の小型鯨類の捕鯨は現在も各地で実施されている。 カナダの極北地域に住むイヌイットはシロイルカやイッカクを捕獲している。 グリーンランドのカラーリットはシロイルカやイッカク、ゴンドウクジラを捕獲している。アラスカやチュコト半島の先住民は、シロイルカを捕獲している。 デンマーク領フェロー諸島やカリブ海諸国ではゴンドウクジラが捕獲されている。 ソロモン諸島などではイルカ漁がなされている。 日本でも、北海道の網走と函館、宮城県の鮎川、千葉県の和田浦、和歌山県の太地で、ツチクジラやマゴンドウ、タッパナガ、ハナゴンドウを捕獲している。そのほか、日本各地において追込漁や突棒漁、石弓漁によってイシイルカやリンゼイイルカ、スジイルカ、ハナゴンドウ、オキゴンドウ、バンドウイルカなどのイルカ漁が実施されている。
※この「小型鯨類の捕鯨」の解説は、「捕鯨問題」の解説の一部です。
「小型鯨類の捕鯨」を含む「捕鯨問題」の記事については、「捕鯨問題」の概要を参照ください。
- 小型鯨類の捕鯨のページへのリンク