小国の君主
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/10 07:42 UTC 版)
鄭という国は大陸の中央に位置し、交通の要衝を占め、春秋時代の初期においては最も強い勢力を持った地域であった。しかし、春秋中期からは北の晋や南の楚が大勢力を持ち始め、中央に位置する鄭は領土的発展の余地も無く、また晋楚の激突の際には常に戦場となる宿命を背負っていた。 晋の文公・襄公・霊公、楚の穆王・荘王など、大国の君主が変わるたびに服従したり背いたりを繰り返したが、それでも宰相の子家(公子帰生)などの補佐を受け、大過なく国を保った。
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