尋尊大僧正記とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 尋尊大僧正記の意味・解説 

大乗院寺社雑事記

(尋尊大僧正記 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 02:58 UTC 版)

大乗院寺社雑事記(だいじょういんじしゃぞうじき)は、興福寺大乗院室町時代門跡を務めた、尋尊[1]・政覚・経尋が三代に渡って記した日記。約190冊。原本は1450年(宝徳2年)から1527年(大永7年)までが現存しており、国立公文書館が所蔵し、重要文化財に指定されている。尋尊の書いた部分は特に「尋尊大僧正記」「尋尊大僧正記補遺」などとも呼ばれ、応仁の乱前後の根本史料とされている[2]。またほとんどの項に紙背文書があり、あわせて貴重な資料となっている。

刊行書籍

  • 『続史料大成 大乗院寺社雑事記』全12巻(編者代表・竹内理三臨川書店、1978年、新版2001年)
  • 『大乗院寺社雑事記研究論集』全5巻、同 研究会編(和泉書院、2001年 - 2016年)

脚注

  1. ^ 伝記に、安田次郎『尋尊』吉川弘文館人物叢書〉、2021年。
  2. ^ 竹内理三・高柳光壽偏『日本史辞典』第二版(角川書店

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「尋尊大僧正記」の関連用語

尋尊大僧正記のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



尋尊大僧正記のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大乗院寺社雑事記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS