富士山の銘水とは? わかりやすく解説

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富士山の銘水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 17:22 UTC 版)

富士山の銘水株式会社
Mt. Fuji Springs Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 富士山の銘水
本社所在地 日本
403-0005
山梨県富士吉田市上吉田4961番地1
設立 2010年11月
業種 食料品
法人番号 8090001010874
事業内容 ミネラルウォーターの製造及び販売
代表者 代表取締役社長 粟井 英朗
資本金 1億円
従業員数 387名(連結)、363名(単体)
決算期 3月末日
主要子会社 朝霧ビバレッジ
外部リンク https://www.fuji-meisui.co.jp/
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富士山の銘水(ふじさんのめいすい)は、山梨県富士吉田市に本社を置くミネラルウォーター事業者である。

概要

2010年創業。富士山の麓に位置し、玄武岩地層である本社敷地内から取水された水にはバナジウムが多く含まれている[1]。取水された水はワンウェイ宅配方式[注 1]のウォーターボトルとウォーターサーバーを出荷・販売している[2]

CSR活動

命名権

2023年1月1日に本社の南隣に位置し陸上競技日本代表の合宿地にもなっている山梨県富士北麓公園陸上競技場の命名権を取得し、2025年12月31日まで「富士山の銘水スタジアム」の愛称になっている[3]

陸上部

2021年12月に山梨県では初となる陸上実業団チームを設立。監督に山梨学院大学陸上競技部出身で、監督としてNDソフトウェア全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)へ初出場を果たした高嶋哲を招き、選手として箱根駅伝4区で区間賞の経験のあるポール・オニエゴ(山梨学院大卒)をはじめ、箱根駅伝や全日本大学駅伝、さらには他チームからニューイヤー駅伝出場経験者を多く獲得している[4]

2023年11月の東日本実業団対抗駅伝競走大会にエントリーし、初出場ながら11位に入り、2024年のニューイヤー駅伝の出場権を獲得した[4]。山梨県の企業がニューイヤー駅伝に出場するのは初めてとなる。ニューイヤー駅伝本選は5時間02分25秒で走破し出場41チーム中39位に入った[5]

関連会社

  • 朝霧ビバレッジ
静岡県富士宮市人穴138番地11に本社を置くグループ会社。取水した水がバナジウムを含む点は同じであるが、地層が富士山の銘水の取水地と異なる。そのため、富士山の銘水が販売しているミネラルウォーターと比較してpHや含有ミネラルに相違がある。なお、ウォーターサーバーは富士山の銘水と同一のものである。

脚注

注釈

  1. ^ 使用済のウォーターボトルは業者が回収せずに利用者が処分する使い捨て方式。

出典

  1. ^ 事業内容(環境・品質)”. 富士山の銘水. 2023年11月4日閲覧。
  2. ^ 事業モデル”. 富士山の銘水. 2023年11月4日閲覧。
  3. ^ 陸上競技場の愛称が「富士山の銘水スタジアム」になりました!” (2023年1月1日). 2023年1月1日閲覧。
  4. ^ a b 毎日新聞 (2023年11月3日). “「富士山の銘水」が元日日本一に挑戦 ニューイヤー駅伝出場権”. https://mainichi.jp/articles/20231103/k00/00m/050/046000c 2023年11月3日閲覧。 
  5. ^ 【大会結果】2024全日本実業団対抗駅伝(2024年1月1日)”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2024年1月1日). 2024年2月15日閲覧。

関連項目

外部リンク




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