寄席の習俗にかかわる囃子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/23 02:05 UTC 版)
「寄席囃子」の記事における「寄席の習俗にかかわる囃子」の解説
寄席の日々の行事として奏される囃子で、一番太鼓、二番太鼓、追い出し(打出し)がある。 「一番太鼓」は、開場の合図となる太鼓で、「ドンドンドンと来い」と聞こえるように叩く。 「二番太鼓」は、演じ手がすでに楽屋入りをしたことを知らせる太鼓で、これから演芸が始まるという合図として開演前に叩く太鼓である。笛をともない、「お多福来い来い」と聞こえるように賑やかに囃す。 寄席の終演時に叩く太鼓が「追い出し」(打出し)で、「出てけ出てけ出てけ」と聞こえるように叩く。 これらは、歌舞伎における劇場の習俗にほぼ準じている。
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