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宮崎辰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/09 08:42 UTC 版)

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みやざき しん
宮崎 辰
肩書き メートル・ドテル / フランス料理文化センター サービス講師 / 辻調理師専門学校グループ非常勤講師 / Fantagista21代表
公式サイト www.fantagista21.com/
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宮崎 辰(みやざき しん、1976年 - )は、日本メートル・ドテル、レストランサービスマン、Fantagista21代表、メートル・ド・セルヴィスの会 幹事。 現役のメートル・ドテルとして都内の星付きレストランでサービスの最前線に立ちながら、サービスマンの人材育成や講演活動を行っている。株式会社シーレイズの所属講師。[1]

略歴

1976年、東京都国分寺市に生まれる。父親の仕事の関係で生まれて間もなく札幌に移り住む。2歳になる頃に生まれ故郷の国分寺市に移り住む。父親の愛読書dancyuの影響で料理に魅せられ、小学校の家庭科の授業で習った手打ちうどんを両親に振る舞った際の喜びから、将来はシェフになると心に決めた。[2] 東京都立小平南高校卒業後、辻調グループ校(エコールキュリネール国立(現在はエコール辻東京)に進学。 1997年より東京のフランス料理店に勤務し、メートル・ドテルの仕事に感化される。 2010年フランスのCoupe Georges Batiste主催のサービスコンクール「メートル・ド・セルヴィス杯」で3度目の出場で初優勝。2012年は日本代表として世界コンクールに出場し、日本人初となる優勝を遂げる。この快挙も相まって、日本のフランス料理界のサービスの重要性が広まった。 Fantagista21代表、メートル・ド・セルヴィスの会幹事、辻調理師専門学校非常勤講師、フランス料理文化センターサービス講師、 現在もミシュラン東京、三ツ星、二つ星にてフリーランスのメートル・ドテルとして勤務しながら、若手のサービスマンの教育を行っている。 [3]

人物

西洋料理のシェフになりたかったが、調理師学校を卒業後、最初に働いたレストランでメートル・ドテルの日本チャンピオン矢野智之氏と出会う。矢野氏の姿にあこがれて、シェフからこメートル・ドテルの仕事を選ぶ。 [4] 現在も仕事の合間にフットサルをするほどの、大のサッカー好きであり、イタリア料理に興味を持ったきかっけの一つが、プロサッカーリーグ最高峰、イタリアリーグのセリエAを観戦するためだった。[5][6]

そしてイタリア料理のシェフになりたいと思っていた矢先、近所のイタリア料理店の店主が「西洋料理の基礎を学ぶのならフランス料理からすべき」という言葉で、フランス料理業界に入る。実は専門学校に入学するまでフランス料理は食べたことはなかった。[7]

サービス業という仕事から、衛生面には気を配る。ダイニングに立つ際は1時間に1回手を洗い清めるのが時課となっている。[8]

特技はマッサージ。幼少の頃祖父に「肩たたき券」をプレゼントをし上達するにつれてマッサージ師になろうとも思ったこともあり、人に喜んでもらうことで対価が発生する仕事があるのだと気づいた。 [9]

経歴

  • 1996年:辻調グループ校 エコール 辻 東京を卒業。同校フランス校へ進学。南仏St-TropezのLa Bastide de St-Tropez(ミシュラン1ツ星)にて研修。南仏LorguesのChez Bruno(ミシュラン1ツ星)にて研修。
  • 1997年:東京国分寺「シェ ジョルジュ・マルソー」に入社する。
  • 2006年:第12回メートルドセルヴィス杯 初出場で準優勝(29歳)。
  • 2008年:第13回メートルドセルヴィス杯 3位(31歳)。
  • 2010年:東京恵比寿「ガストロノミー ジョエル ロブション」に入社する。

第14回メートル・ド・セルヴィス杯 優勝(33歳)。 観光庁長官賞 受賞。

メートル・ド・セルヴィスの会 幹事に就任する。 辻調理師専門学校グループ 非常勤講師に就任する。 Fantagista21を設立

  • 2018年:フランス料理文化センター サービス講師に就任する。

現在、ミシュラン星付きレストランにてメートル・ドテルとして勤務。 また、サービス普及活動や企業研修 講演、セミナー、メートル・ドテル業発展の為に活動中。 (以上[10][11]より)

賞歴

  • 2010年: 第14回メートル・ド・セルヴィス杯 優勝
  • 2010年: 観光庁長官賞 受賞
  • 2012年: Coupe Georges Baptiste主催 サービス世界コンクール世界大会 優勝

(以上[12][13]より)

出演

著書

出典

  1. ^ 日刊スゴい人! 2019年8月9日閲覧。
  2. ^ 日本経済新聞 夕刊連載「人間発見」 2019年3月25日~29日
  3. ^ 週刊女性2019年3月5日号 人間ドキュメント
  4. ^ 日本経済新聞 夕刊連載「人間発見」 2019年3月25日~29日
  5. ^ AERA 2013年5月27日号 向井理との対談 「仕事の理」5月6日~6月3日 全4回連載)
  6. ^ NHK プロフェッショナル仕事の流儀(第195回 2013年4月1日放送回)
  7. ^ 日本経済新聞 夕刊連載「人間発見」 2019年3月25日~29日
  8. ^ NHK プロフェッショナル仕事の流儀(第195回 2013年4月1日放送回)
  9. ^ 日本経済新聞 夕刊連載「人間発見」 2019年3月25日~29日
  10. ^ 日本経済新聞 夕刊連載「人間発見」 2019年3月25日~29日分
  11. ^ 週刊女性2019年3月5日号 人間ドキュメント
  12. ^ 日本経済新聞 夕刊連載「人間発見」 2019年3月25日~29日分
  13. ^ 週刊女性2019年3月5日号 人間ドキュメント
  14. ^ NHK プロフェッショナル仕事の流儀(第195回 2013年4月1日放送回)
  15. ^ gooテレビ番組 2019年8月9日閲覧。
  16. ^ gooテレビ番組 2019年8月9日閲覧。

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