実証的精神の六つの特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 01:05 UTC 版)
「実証精神論」の記事における「実証的精神の六つの特徴」の解説
以上のような実証主義の考え方は次のように特徴づけることができる。 ① 現実的(réel) 空想的(chimérique)ではなく,観察された事実を重視する。 ② 有用な(utile) 個人および集団の生活条件を改善する技術として役にたつ ③ 確実な(certain) 漠然とした想像やそれにもとづく際限の議論ではない。 ④ 正確な(précis) 曖昧ではなく,正確である。 ⑤ 建設的な(positif) (形而上学のように)たんに現状を批判するだけでなく,社会の建設に寄与する。 ⑥ 相対的な(relatif) 認識の限界を自覚し,自己の認識を絶対視しない(7章)。
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