安全な終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 05:05 UTC 版)
最近のバージョンでは、ユーザーが全てのグラフィカルなアプリケーションを終了させようとした時、GNOME端末は本当に終了させてよいか確認するダイアログボックスを表示する。この機能は(例えばウインドウの閉じるボタンをクリックすることによって)誤って端末ウインドウを閉じるリスクを減らすためにある。もしジョブの実行中にユーザーがウインドウを閉じると、ジョブは終了してしまい、ジョブの終了が事故であるならユーザーはジョブを再スタートさせなければならない。 この機能はユーザーがグラフィカルインタフェースでアプリケーションを閉じるときのみ存在する。ユーザーがexitシェルコマンドで終了しようとした時、終了の確認はユーザーのシェルの責任となる。GNOME端末の機能ではなく、例えばtcshやbashといったいくつかのシェルは、似たような機能を提供していて、停止されたジョブがあるとき確認してくる。
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