子息など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 07:19 UTC 版)
嫡男・小次郎元頼は自身と同様に脇之為手の名人として活躍し、彼の節付による多くの謡本が残されている。その子には早世した弥次郎のほか、脇方から謡専門に転じた又九郎(了室)、8世大夫元尚に嫁いだ娘などがおり、この娘は9世大夫身愛(黒雪)を生んだ。また元頼の芸系は、観世座の脇方を勤めた福王流に繋がっている。 ほかの男子には古津宗印があり、細川藩のお抱え役者となった。 娘は小鼓観世家の祖である彦右衛門豊次(宗拶、長俊から見れば甥に当たる)に嫁ぎ、その孫に『四座役者目録』の編者として知られる正右衛門元信が出ている。
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