媒質中の光速よりも速く伝播するものとは? わかりやすく解説

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媒質中の光速よりも速く伝播するもの

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 23:49 UTC 版)

光速」の記事における「媒質中の光速よりも速く伝播するもの」の解説

衝撃波とは、主にある媒質中音速超えて運動する物体により発生する強い圧力波であるが、同様に媒質中光速超えて運動する荷電粒子によっても強い電磁波発生し、これをチェレンコフ放射と呼ぶ。絶縁され媒質中荷電粒子通過するとき、媒質原子中の電子荷電粒子の場によって局所的に乱され偏極起きる。粒子通過したあとに媒質中電子が再び平衡状態に戻るとき電磁波放射されるが(十分移動度の高い伝導体においては電磁遮蔽により電磁波発しない)、粒子速度が十分遅い場合、この電磁波干渉により弱めあう。しかし場の乱れ光子よりも速いとき、すなわち荷電粒子媒質中光速よりも速いとき、光子干渉により強めあい、観測される放射強度増幅される

※この「媒質中の光速よりも速く伝播するもの」の解説は、「光速」の解説の一部です。
「媒質中の光速よりも速く伝播するもの」を含む「光速」の記事については、「光速」の概要を参照ください。

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