妊娠阻害および流産誘発作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:19 UTC 版)
「ツルレイシ」の記事における「妊娠阻害および流産誘発作用」の解説
国立健康・栄養研究所は、その果実は通常の経口摂取では健康上大きな問題は無いが、流産を誘発する可能性があるため妊娠中の摂取は恐らく危険であり、また授乳中の安全性について確認されていないことから、そのような状況下においては摂取は避ける事を推奨している。種子にはモモルカリン(Momorcharin)が含まれており、動物実験で妊娠阻害作用と堕胎作用が確認されている。受精12日後の妊娠マウスに0.02-0.05 mgのモモルカリンを腹腔内投与したところ、90%の胎児が死亡したとされる。またニガウリ果汁を毎日摂取したマウスは、妊娠率が90%から20%に低下することが知られている。
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