女性の社会進出と性別役割分業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 14:02 UTC 版)
「性別役割分業」の記事における「女性の社会進出と性別役割分業」の解説
女性の社会進出(賃金労働者化)が進み、共働き家庭が増えた一方で、女性と男性の家事・育児時間は共働き家庭で妻は4時間23分、夫は11分と大きな差がある。この主な原因は、通勤時間を含めた日本人男性の長い労働時間にある。スウェーデンでは午後6時には男性の70%以上が帰宅しているのに対して、日本では同時刻の男性の帰宅率は6%台に過ぎない。午後8時以降になってようやく日本人男性の帰宅率が60%を越えるのである。これは、労働人口や企業が集積する東京圏など、職住近接が難しい都市部において特に顕著である。
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