太守位就任と独立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/25 13:24 UTC 版)
「サアーダト・アリー・ハーン」の記事における「太守位就任と独立」の解説
同1722年9月9日、サアーダト・アリー・ハーンは皇帝の命により、アワド太守とゴーラクプルの城塞司令官に任命された。 サアーダト・アリー・ハーンの任地たるアワドはバフラーイチ、ファイザーバード、ハリーラーバード、ゴーラクプル、ラクナウの5県からなり、ファイザーバード、アラーハーバード、コラー、ラクナウ、カナウジなどの都市含んだ、ムガル帝国の繁栄を支えてきた重要な州だった。 1723年、サアーダト・アリー・ハーンは新たな検地を行った。彼は公正な地租を回収し、大ザミーンダールから農民を保護することによって、その生活状況を改善しようとした。 1724年、帝国の宰相カマルッディーン・ハーンがデカンのハイダラーバード州で独立し、ニザーム王国を打ち立てて帝国に見切りをつけて独立したのを見て、サアーダト・アリー・ハーンもまた同様に独立した。
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