天神神社 (美濃加茂市蜂屋町下蜂屋)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 07:56 UTC 版)
天神神社 | |
---|---|
所在地 | 岐阜県美濃加茂市蜂屋町下蜂屋1021 |
主祭神 | 菅原道真 |
社格等 | 銀幣社 |
創建 | 不詳 |
天神神社(てんじんじんじゃ)は、岐阜県美濃加茂市蜂屋町下蜂屋に鎮座する神社。
概要
創建時期は不詳。正中二年(1325年)創建の説がある[1]。後醍醐天皇が行幸でこの地を訪れたさい勅願所としたという[1][2]。
社殿は鎌倉時代から戦国時代にかけて、この地域の武将により幾度か造営(再建)されている。現在の社殿は天正十三年(1585年)に兼山城主森長可の家来の細野左近による造営であるが[1][2]、1891年(明治24年)の濃尾地震で倒壊。その後従来の社殿の資材を用いて再造営。1892年(明治25年)に舞殿と拝殿を再建[2]。1990年(平成2年)に拝殿幣殿などの建物を造営する。
1972年(昭和47年)に岐阜県神社庁より銀幣社の指定を受ける。
祭神
文化財
- 天神神社の獅子頭
- 1頭は、欅造りで表面は漆仕上げ。頬の部分の内側左右に長享二年(1488年)制作、正保五年(1648年)に修復と記述した墨書があり、室町時代製作と推定される[2][3]。もう1頭は檜造りで布を貼った上に漆仕上げ。色彩と作風から安土桃山時代製作と推定される[2][3]。
- 1995年(平成7年)4月11日、美濃加茂市の文化財に指定される[3]。
所在地
- 岐阜県美濃加茂市蜂屋町下蜂屋1021
脚注
- ^ a b c 天神神社(岐阜県神社庁)
- ^ a b c d e “天神神社(蜂屋町)美濃加茂事典”. 美濃加茂市民ミュージアム. 2025年4月9日閲覧。
- ^ a b c “天神神社の獅子頭(美濃加茂市の指定文化財)”. 美濃加茂市民ミュージアム. 2025年4月9日閲覧。
外部リンク
- 天神神社_(美濃加茂市蜂屋町下蜂屋)のページへのリンク